同制度は学生のみなさんが個人で海外語学研修プログラムに参加した場合、帰国後に大学での審査の結果、適格者と判断されれば、研修地域別に補助金が支給されるものです。在学中に海外研修を体験することによって国際理解を深め、外国語を修得することを財政面から支援します。
研修校で授業を受けて学んだこと・感想の文章を一部以下にて紹介します。
私がカリフォルニア大学デービス校を選んだ主な理由は、SDGsについて学ぶコースがあったからです。以前見たドキュメンタリーがきっかけで、SDGsに興味を抱き、海外の大学でSDGsについて学びたいと思いました。日本の大学よりも海外の大学の方がその分野において進んでいるからです。また海外の大学で自分の英語力を試してみたいと思ったことも理由です。そこでACEJと相談し、SDGsについて学べるオンライン短期留学のプログラムをいくつか紹介してもらいました。日程と期間の長さ、タイムズ社がサイトで公開しているSDGsに取り組んでいる世界大学ランキングを参考に研修校を選びました。
Awareness Through SDGsとHot Topics in America、Intercultural Communicationを学びました。最初の科目は主に環境問題やLGBTQについて学びました。様々な文献や動画を見て、たくさんのディスカッションを行いました。SDGsについて以前から学んでいましたが、自分の興味のなかったことを学んだときは、新たな問題を意識するようになり、自分の価値観に影響を受けました。2つ目の科目では、主にアメリカの現在の社会問題について学びました。最も印象的だったのは、BLM(Black Lives Matter)についてです。この授業を通して、実際に私が見ていたのはほんの一部の場面だけで、人種差別はまだなくなっていないと実感しました。
全体的な印象としてはとてもハードな3週間でした。理由としては2つあります。1つ目はインストラクターと他の学生についていくのが大変だったことです。もちろんインストラクターは全員ネイティブの方々で、英語で授業を行います。大体の話す内容は理解できましたが、常に集中していないと、何を話しているのかわからなくなってしまいます。また参加していた他の学生も非常にレベルが高い方が多く、そのなかでも積極的に発言しなければいけなかったので、とても大変でした。二つ目の理由は、課題が思っていたよりも多く出されたことです。毎回授業で学んでいたことを300字以上書かなければいけなかったことや、英語での記事を読んで、要約し、自分の考えを書かなければならなかったこと。またその記事について議論するので、その記事にかかれている内容の背景を調べなければならなかったこと、そして英語でのプレゼンテーションやテストの準備などをしました。とても大変な3週間でしたが、自分の限界を突破したように感じます。英語のレベルアップにもつながり、他大の学生の存在が自分の刺激になりました。参加してよかったと、心から思います。
学校が解放感とリラックスできる環境で、学びやすく放課後などは様々なクラブがあり、自分の学びたい英語を学ぶことができました。クラス分けテストがあり、自分のレベルに合ったクラスで学ぶことができたので良かったです。コース期間が2週間~4週間のパッケージコースで毎週月曜日スタートだから入り易いです。
英語を全般的に学んだが、特に会話、聴解の部分について多く練習しました。一つの話題に対して英語で会話をしました。また文法の基礎を学び、英語の本質から学びました。実際の現地人が使う英語も教えてもらい、英語でスピーチなどを行なって人前で話す練習をしました。
初めの一週間はリスニングが全く出来ず困りましたがホストファミリーと多くの会話をすることにより、徐々にリスニング能力とスピーキング能力が上がりました。そして会話がスムーズにできるようになり、充実した生活を過ごせたので良かったです。しかし単語について判らない部分が多かったので勉強して行きたいと思いました。結論として留学は本当に行って良かったです。人生の経験としてこれから生かしていきたいと思いました。
私は今回の短期留学でオーストラリアのブリスベンにあるシャフストンインターナショナルカレッジという語学学校に3週間通いました。この語学学校を選んだ理由は、ブリスベンにもいくつかの語学学校がある中、歴史が長く学生数も大規模で、レベル分けテストが初日に行なわれるため、自分に見合ったクラスで授業を受けることができると思ったからです。初めての経験だったので、やはり安心できる語学学校を選びたかったです。放課後のアクティビティや、学生ハウスもとても充実しており、本当にこの学校を選んでよかったなと心から思いました。日本人スタッフの方も常駐しているので、何か困ったときに気軽に相談できる環境にとても魅力を感じました。また、毎週木曜日にレベルアップテストを受けることもできます。この語学学校は、校内で母国語を話してはいけないなどという厳しいルールがなかったため、学校内で困ったときにも、安心して日本人スタッフの方や、日本人学生に相談できます。学校からブリスベンの中心地へ行く場合も学校から徒歩圏内にある、無料のフェリーに乗って中心地にも行くことができました。
研修校で授業を受けて学んだこと 私は3週間授業を受けて、リスニング力を伸ばすことができました。授業はもちろんすべて英語で行なわれ、クラスメイトとコミュニケーションを取るときも、すべてが英語だったので、耳に英語に慣れたと実感しました。また、私のクラスには半数ほどコロンビア人の生徒がいたのですが、彼等の授業中の発言などがとても活発で、授業にとても積極的に参加していて、私は大人しく授業を受けていましたが、彼等のように自己をしっかり表現することに刺激を受け、徐々に発言を増やしたり、些細な質問も先生やクラスメイトに尋ねたりと、活発に授業に取り組むようになりました。今までの自分には少し足りなかった積極性も身に着けることができたと思います。すべて英語での授業は、集中しなければどんどん置いて行かれてしまい、授業が判らなくなってしまうため、先生やクラスメイトの発言一つ一つにしっかり耳を傾け、集中して聞くことが本当に大事だなと学びました。
本当に短期留学に行ってよかったです。海外の学校に通って、さまざまな国の人々と関わっていくことで、英語のすばらしさを心から実感しました。英語を使うことによって、母国語が違っても互いの考えや意思を伝えあえることは本当に素晴らしいことだと思いました。今回の短期留学で一番良かったのは、さまざまな国の留学生と友達になれたことです。スイス、韓国、台湾、タイ、コロンビア、ブラジル、スペイン、香港等のさまざまな国の留学生と友人になりました。一緒にバーベキューをしたり、ご飯を食べに行ったり、スポーツをしたり、島に行ったりと数えきれないほどの思い出を作ることができました。帰国の際は、空港まで送ってくれる友達もいて、別れの際は本当に悲しくてつらかったですが、出会いのすばらしさを心から実感することができました。
今回、短期留学をして、もっと自分の知らない世界や文化に触れ、自分の人生の視野を広げるため、次は来年の3月から1年間オーストラリアのシドニーにワーキングホリデーに行くつもりです。それに向けて、今は英語の勉強に重点を置いています。
私が留学した学校はフィリピンのセブ島にあるCebu Pelis Institute(CPI)です。この学校は韓国資本の語学学校であり、生徒の9割がアジア人です。敷地内に教室棟も寮もあり、自室からすぐに授業に行くことができます。また、一日に6時間、週30時間みっちり授業を受けることができる点や英語を第二言語とするフィリピン人講師とのマンツーマン授業が多くある点、さらには授業外にも発音やスピーキングなど自由参加できるクラスがある点がこの学校の特徴です。
セブ島留学には様々な利点があります。その一つは留学費用が安い点です。私は今回の留学費用をすべて自分で出しました。そのためできるだけ費用を抑えたいというのが本音でした。二つ目は、フィリピンでは英語を第二公用語として使用している点です。英語を学ぶ上で講師がネイティブに近いことは重要です。三つ目は、東京から飛行機約6時間で行くことができ、時差も1時間という点です。手軽に行くことができ短期留学をするのに適しています。四つ目はご飯が美味しい点です。日本人の口に合うと思います。
このような点を考慮して私はセブ島のCPIを選びました。
講師は全員フィリピン人で授業も全て英語で行ないます。そのため英語を読み書きするだけではなく、英語を聞いて英語で話す必要があります。リスニングに関しては慣れればできるようになります。しかし、話すとなると慣れだけではできるようになりません。実際、私は満足のいくように会話ができずにすごく悔しい思いをしました。私は自分のボキャブラリーの少なさに気づかされました。言語を習得する上で単語を覚えることはとても重要なことであると改めて感じ、今後はより単語に力を注ごうと思いました。それでも、コミュニケーションを取ることはできました。たとえ言語は違えど、必死に伝えようとしたら相手にも伝わります。うまく話せずとも相手に伝えようと努力しているうちに少しずつ話せるようになっていくのを感じました。また、英語を上達させる一番の近道は英語で会話することだと気づかされました。今回の留学で学んだことを今後にも生かしていきたいです。
今回が初めての海外留学で不安もありましたが、セブ島に留学をして本当に良かったです。学校の中だけではなく休日の外出も含めて非常に良い経験をすることが出来ました。質の高い授業を受けることができ、良い環境で学ぶことが出来ました。また、講師と仲良くなり、外国人の友達も出来ました。日本に帰って来てからも英語でチャットをしているため実践的な英語を学ぶことが出来ています。
そして、休日には様々なところへ出かけました。フィリピンは貧富の差が激しく、街中にはストリートチルドレンが多くいました。彼等は学校に行くことも出来ず、英語も話せません。それでも彼等は道行く人にお水を売るなどして必死に生きていました。私がある子にハンバーガーをあげた時、その子は目をキラキラさせて喜んでいました。その時の笑顔は決して忘れることはできません。学生の私にはハンバーガーをあげることしかできませんでした。それでも将来なんとかしてあの子たちの役に立つ仕事がしたいと思っています。そのために私は英語を習得したいです。
私は来年の3月から半年間オーストラリア留学をします。それまでに今回の留学で出て来た改善点を克服するとともに学んだことを今後に生かしていこうと思います。
質の高いホテルで教室が同じ建物にあること、日本の英語教材などで有名な桐原書店のグループ会社であったこと、多くの学校は韓国人経営ですが日本人経営であったことからこの研修校を選びました。英語が苦手でも先生達はいつも明るく前向きな言葉をかけてくれました。先生と生徒の距離感が近く、授業が終わると一緒に食事に行くこともありました。
全ての授業を英語を用いて行なうことは難しさもありますが、楽しく過ごせました。日本では英語を話す機会があまりないため、英語を話し続けることの大変さをあらためて痛感しました。また、日本人が苦手とする発音にはとても苦戦しました。自分ではなかなか気がつかない部分なので学習することができて良かったと思います。
初めての海外ということもあり、英語力や治安などに不安はありましたが、特に何事もなく安全に過ごすことができました。語学力の向上を目的としてフィリピンに行ったのですが、文化や国の歴史、日本との係わりなど沢山のことを学びました。その他にも休日にボランティア活動に参加したり、ビーチに行ったりととても有意義な時間を過ごしました。フィリピンでは水道水を飲むことはできず、トイレにおいても紙を流せないなど不便なこともありましたが、日本での生活に感謝する良いきっかけとなりました。
英語を使って様々な国の人々とコミュニケーションを取るためにはアメリカやイギリスの発音だけでなく、それぞれの国がもっている発音の特徴などにも慣れておきたかったのでインドを選びました。生徒数も基本的には2、3人の少人数で全ての授業が行なわれていて、充分に自分の考えを言う機会がありました。
私の受けた授業では辞書の使用が禁止されていました。ニュアンス的に正しくない可能性があるからです。それによって判らない単語や文は全て英語で説明してくれたので、使い方がしっかり身につきました。また講師との距離が近く、ランチも一緒に買いに行ったり、食べたりするので日常的なところからも自然な英語を学ぶことができました。
英語の留学としてインドにいくというのはまだメジャーな選択肢ではないのですが、インド人のフレンドリーな人柄に惹かれて留学に来る生徒達で堅苦しくなく、すぐ周りと溶け込むことができ、英語力の向上はもちろん様々な宗教も含めたインド文化を同時に経験し、学ぶことができました。インドというと危険なイメージを持っているかも知れませんが、それはほんの一部のことだと実感しました。
この学校はいろいろな国の人たちが集まってきて、沢山の人がいる学校だったので日本と違う文化やマナーなども学べると思ったからです。1日3食ついており、プールがあったりするなど、いろいろな場所でいろいろな人たちの文化に触れることができます。
文法、発音、会話など。主に英会話を学びました。マンツーマンなので、グループより詳しく、判り易く学べました。
本当に行って良かったと思います。日本にいたら、英語を使って会話が出来る場所が学校ではコトパティオしかなく、その中でしか英語を使って話す機会がなかったのですが、海外に行ったら外に出て、何かするのも英語を使わないと相手に伝わらないし、お店などに書いてあることも英語なので、すべてにおいて、良い経験だったと思います。色んな国の人たちがいたので、生活していて、文化の違いなどについても学べて良かったです。