2020年4月30日
学生のみなさん
保証人のみなさま
東京経済大学
学長 岡本 英男
新型コロナウイルス感染症は、1月以降世界的に拡大の一途をたどりいまだ収束が見えない状態が続く中、感染拡大防止策として大学への入構制限を強化してから3週間が過ぎました。
学生のみなさんの学びを止めることがないよう第1学期間は、4月22日からオンライン(遠隔)により、授業を開始いたしました。
東京経済大学では、オンライン授業であっても対面授業と変わらない質とレベルを担保した教育を行うことを第一に考え、教員は試行錯誤し準備を進めてまいりました。当面キャンパスで授業を行えない状況にありますが、学生のみなさんの学びを止めずこの難局を乗り切ることを使命と考え、教職員一同一丸となって対応を進めておりますので、ご理解ご協力賜りますようお願い申し上げます。
また、オンライン授業を行いつつ、対面授業が再開できるまでの間、キャンパスの施設維持にも万全を期し、キャンパスでの授業再開がいつでもできる体制をとっております。
オンライン授業を実施していくうえで、学生のみなさんにはパソコンや通信環境など、その準備をしていただいております。本学では、そのような負担を少しでも軽減できるよう、修学を支援するための奨学金として、在学生全員に一人当たり一律50,000円を支給いたします。
申請方法、給付時期等については、仕組みが整い次第、TKUポータル、本学Webサイト上でお知らせいたします。
教科書は、大学生協を通じて購入した場合、その送料を大学が負担いたします。詳細については、TKUポータルのお知らせで確認してください。
図書の貸出、雑誌論文の複写については、図書館ポータル「My Library」又はメールでお申し込みください。当面の間宅急便(大学負担)で、原則として登録住所にお送りします。データベース、電子ジャーナル、電子ブック等もご自宅からご利用できます。詳細は図書館のサイト「https://www.tku.ac.jp/library/」をご確認ください。
在学中に、災害等の罹災または家計支持者の死亡・病気等によって家計が急激に悪化し、授業料の納入が著しく困難になった方を対象に授業料減免制度があります。
対 象 | 在学中に、災害等の罹災または家計支持者の死亡・病気等によって家計が急激に悪化し、授業料の納入が著しく困難になった方 |
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金 額 | 家計基準および急変事由により、授業料の全額、半額、1/4額の減免(審査による) |
減免期間 | 1年間(当該年度のみ) 学生委員会等の審査により決定 |
出願資格 | 本学入学後の事由発生を対象とし、留年生は不可。入学前の事由発生は対象外です。 |
募集時期 |
家計急変の事由発生後6カ月以内の申請が必要、4年次生は12月まで。 |
※問合せはTKUポータルの「質問・相談」機能のカテゴリ「奨学金」でのみ受け付けています。
オンラインによる就職相談や英語ネイティブ講師とのフリートーク等、様々な支援策について随時更新してまいりますので、本学Webサイト「https://www.tku.ac.jp/service_matome.html」にてご確認ください。
2020年4月7日の緊急事態宣言の発出に伴い、5月末までは、以下の取り扱いをしております。
国分寺キャンパス、武蔵村山キャンパスでの、教職員を除く入構制限
学生の施設利用の禁止
大学の全ての窓口業務の取りやめ
教職員の在宅勤務(一部)の実施
電話対応時間の変更 平日10:00~11:30、13:00~15:00\
今後の状況変化に伴い現状の対応に変更が生じる場合があります。保証人のみなさまにおかれましては、大学Webサイトを通じて最新情報を発信しておりますのでご確認ください。学生のみなさんには、学生生活にかかわる情報全般をTKUポータル上でお届けしています。授業については、manabaの各コースの情報を確認ください。
最後になりますが、新型コロナウイルス感染症は、感染しないこと、そして自分たちが感染源にならないことがなによりも重要です。学生のみなさんには極力外出を控え、キャンパスでの授業が可能になったとき、学生個々人がじっくりと向き合ってきた学びの成果を存分に発揮してもらいたいと願っています。キャンパスでみなが集える日を心待ちしながら、それまでは、どうか責任ある東京経済大学の一員として自宅で真摯に勉学に取り組んでください。