「東京経済大学・国分寺地域連携推進協議会」は、「本学」、「国分寺市」、「国分寺市商工会」の三者を中心に国分寺地域の有力企業、公的団体等から構成され、2004年10月2日に発足しました。
協議会の目的は、国分寺市唯一の大学である本学と地域が協働し、国分寺地域における経済・産業・文化の活性化をはかること、本学学生の積極的な地域参加による様々な就業体験やまちづくり・行政参加を組織的に支援することにあります。
東京経済大学は、1946年に国分寺へ移転して以降長きにわたって、地域の諸団体・市民との交流を深めてきました。
これまでにも、その専門性を活かして、市の審議会・委員会等への教員派遣を行う一方、地域の指導的な人物を法人の理事に迎えることや地域関係者を授業のゲスト講師に招聘することなどを通じて、地域における人材の交流を行ってきました。
また、市民の生涯学習の要望に応えるため、国分寺市との共催により、1982年から「市民大学講座」を開講しています。2002年には「大倉喜八郎記念東京経済大学学術芸術振興会」を設立し、学術講演・芸術公演・展示等の諸活動に市民の参加を呼びかけています。
さらに、大学の理念である「実践的な知力の修得」を行うために、1996年以降に「インターンシップ教育」を各学部で展開し、国分寺地域においてもインターンシップ学生の受入をお願いしてきています。
このように、これまで行ってきた「大学と地域との様々な交流」を推し進め、大学が地域貢献という社会的使命を果たし、学生の実務体験という現代的教育ニーズに応えること、国分寺地域が厳しい地域間競争に対応し、まちの活性化や市民生活の充実をはかるという大きな課題を解決するために、大学・地域の双方が積極的かつ戦略的に連携と協働を推進していく、その母体となるものが「東京経済大学・国分寺地域連携推進協議会」です。
本学と協議会の活動にご注目いただき、みなさまのご支援・ご協力を期待しております。
協議会は、その目的を実現するために以下の4つの委員会を設置して、活動を行っています。
東京経済大学
国分寺市
国分寺市商工会
東京むさし農業協同組合 国分寺地区
国分寺青年会議所
社会福祉法人 国分寺市社会福祉協議会
国分寺市商店会連合会
多摩信用金庫 国分寺支店
株式会社日立製作所中央研究所
野村證券株式会社 国分寺支店
西武信用金庫 西国分寺支店
この委員会は、国分寺地域における市民の生涯学習、協議会構成団体の構成員を対象とした研修実施、国分寺地域の総合的な学習活動についての企画・調整を図ることを目的として、2006年5月、設置されました。
主な活動は、国分寺市教育委員会と本学が共催する「市民大学講座」を取り上げ、市民に幅広く生涯学習の機会を提供できているかなどの観点から検証し、より良い機会提供の場を検討し、充実を図っています。